福井利佐さんインタビュー 2008.03.27
福井利佐 個展『KI RI GA』
2008年3月14日から4月13日まで、浅草のGallery efにて切り絵作家福井利佐さんの『KI RI GA』展が開催されました。個展の様子はGallery efのアーカイブからご確認いただけます。また『KI RI GA』展は5月11日から24日まで札幌のHOKUSEN GALLERY ivoryにて開催されます。お近くの方は是非お運びください。
切り絵作家 福井利佐プロフィール・作品(Phil Co., Ltd.) ≫
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(A:福井利佐 Q:世良美)
Q お忙しいところありがとうございます。ではさっそくインタビューを。
先日オープニングの日に作品を拝見したのですが、衝撃を受けました。友人から“切り絵”の展示だって聞いていたからです。“切り絵”というと演芸ホールの漫談、手品、切り絵というイメージ連鎖が起こるでしょ? はさみで切っていく芸のことです。そうした思い込みを吹き飛ばしてくれる作品を見ることができました。どのような発想、インスピレーションを受けて作品が生まれてくるのか、またどのようにつくるのか、実際作品を前にしてお話を伺いたいと思います。
A そうですね、最近、画集を出しまして、そのタイトルは「KI RI GA」といいます。これは、「画を切っている」という意味を込めて造語のようなかたちで「KI RI GA」としましたが、基本的にはわかりやすく「切り絵」と言っています。基本的に紙を切っていれば何でも切り絵という事になると思います。
Q 福井さんの作品は新しい。オリジナルですよ。まったくぼくの知っている“切り絵”とは世界が違う。立体感もある。いろいろ技術上は手法があると思うのですが、福井さんはどんな方法で?
A 私はデザインカッターです。下絵を完璧に描きあげてから、黒い紙に下絵を重ねて、2枚同時に切っていきます。
Q 影響を受けた作家さんはいますか?
A 小さい頃に見た藤城清治さんの影絵でした。
Q 藤城清治さんといえばテレビの天気予報で影絵を長年やっていらっしゃいましたよ。
A そうですね。あの頃、テレビでもよく藤城さんの影絵は目にしていましたし、子供向けの本もたくさん出されていたように思います。特に印象が強いのが、「お母さんが読んで聞かせるお話」という本が家にあって、その挿絵が藤城さんの影絵だったのです。
Q なるほど。
A その本の出版年を見たら、私というよりは兄のために買ったような感じだったんですけど、ずっと家にあったようで、いつも寝る前に読んでもらってましたね。お母さんが子どもに読み聞かせるための本なので、文字も子どもが読むような大きなものじゃなく、漢字も沢山あって、私は話を聞きながら、絵しかみていなくて、ビジュアルとして強い印象が残っています。もうちょっと大きくなって小学校に入ると今度は、滝平二郎さんの『モチモチの木』の絵本が学校の教材に入っていました。『モチモチの木』は私たちの世代はみんな見てると思います。切り絵の子供向けの何かを見る世代だったのではないかって自分では思っているんですよね。
Q 藤城清治さんは福井さんにとっては大事な存在なのですね。
A そうですね、だから私は影絵とか切り絵とか区別はあんまりないんです。わたしは大学もグラフィックデザイン学科だったので、あんまり切り絵が古典的なものっていう概念はなくて、グラフィック的に捉えてるところがありますね。
Q なるほど。興味深いですね。グラフィックって最初から広告、商業的な方向へ向かっているでしょ? 福井さんの中にはこれが芸術作品で、こっちは商業デザインであるとかいう区別はないわけですね?
A そうですね、ただ、大学の2年生から3年生に変わるときに、広告のほうに行く人と表現のほうに行く人がいて、表現のほうが作家志向なんですけど、広告のほうは広告代理店などの就職を目指す方なんです。私は表現のほうへ行きました。今は、広告的な分野でも取り組んではいるんですけど、当時は、そこで勝負をしようとは思ってはいませんでしたね。
Q “広告”と“表現”ですか。その分かれ目っていうのはどういうところにありますか? ぼくは舞台芸術の方が詳しいのですが、“営利”と“非営利”に分かれている。
A 言い方が正しいかどうかわかりませんが、商業的に考えられる人とそうでない人でしょうか?
Q 自分の作品へのこだわりですか。まず自分の表現として作品をとらえる人と・・・そうでない人と。
A そうですね。依頼されてその中で表現を考える人と、ほんとに自己表現の人と。でも結局就職してみると同じだったりするので大学のときの籍はいろいろあってもその先の道はわからないですね。
Q なるほど、そういうことですか。作品についてお話を伺おうと思います。作品はどのようにつくられていくのか? ここに展示してある『バハマチドリ』についてお話していただけますか。
A 今回展示してある作品はもともとテーマがあって、それで依頼されて作ったものの現物が多いのです。これはある雑誌の特集でチェ・ゲバラの行った国のカリブをテーマに依頼された作品です。
Q それで“バハマ”ですか。まずはこういうものを制作してくださいという仕事の依頼があって・・・・・・。
A はい、キューバをイメージしています。熱帯的な感じと美しさというかちょっと楽園みたいのがテーマでした。あともう1つ「ブラックダイアモンド」というのもテーマに入っていました。
Q ブラックダイアモンドですか?かなり具体的な仕事を請けたことになりますね。最終的には印刷物になる?
A そうです。雑誌などの誌面になってしまうとどうしても切り絵のよさが出ないので、やはり実際の作品を見ていただきたいという気持ちは大きくありました。今回、4年ぶりになってしまったんですけど個展をすることで、こういう作品も見ていただこうと。今回の展示のために作ったのは、この、蔵の入り口に展示してある、影で投影されている作品「KI RI GA 2」とか、カフェの入り口の赤いガラスケースの中に展示している「KI RI GA 1」です。この2作品は、どこからかの依頼などではなくて、今回の個展のために新しく制作しました。後は2階の映像作品の原画の中に新たに色付きの3点を制作しました。
Q 私事で恐縮ですが、最近小説を書きました。最初に自分から書きたいテーマがあった。しかし出版社がついてくれないと書けません。出版社は採算のことを当然考えますよね。売れるかどうかということを。そこで条件を出す。今回の場合は中学生や高校生たちにも読ませたい。だから平易書いてくれ、そして200頁くらいにまとめてくれというオーダーがあったのです。制限、条件が設けられたわけです。
A 制限や条件のなかでヒントが見やすくなりますよね。今回も、この「蔵」っていう展示場所がまずあったので、自分の作品の中から合う作品をチョイスしたのと、空間を活かした展示ができるというのがありました。ここは昨年から知っていたのですが、作品を考えて選ばないと、梁とか柱が立派で主張しているので、ただでさえ強い空間なので負けてしまうんですよ。そこであえてそれに挑戦しようという思いもありましたね。1階が黒で2階が朱赤の漆塗りの床という空間も、2つの展示ができると思いました。
Q おっしゃるとおり、この空間は構造的にも建築物としても自己主張がある。あの漆塗りは強烈です。2階の真ん中には空洞のようになっている部分がある。階段も急勾配で怖い。とくに降りるときは震えてしまう。店舗空間と蔵が繋がっている。
A 建物自体が東京大空襲、関東大震災を生き延びた建物で、すごく意味のある建物なんです。この建物がギャラリーになってからは10年経つそうですが、アートの展示だけでなく、ダンスとか演奏とかいろんなものをやっているようです。
Q “語り”なんかもいいかもしれないですね(笑)。一人芝居など。
A 琵琶とかも。ここはライブというか、楽器の演奏などもあったりして、そのときここだけだと入りきらないので2階からも聞けるように2階の床面の真ん中をあけたそうです。その床なんかも漆のアーティストさんがやってくれて、2階間口が鉄板なんですけどそこも鉄のアーティストさんがやってくれたっておっしゃってました。
Q 次の作品にうつりましょうか。あの『幽玄美 of 能』のシリーズはこの空間にピッタリですよね。ここの空間のためにつくったと思えるような。実際には?
A この作品は、数年前から、カメラマンの方とヘアメイクの方と一緒に、一年に一作品くらいづつ、徐々に作ってきたのです。私の他の作品は、ポップなものもあったんですけど、それと並べるとあまりに異質だったので、展示する場所を選んでいました。どうしようっかっていったときにこの機会を得てぴったりだと思いました。それで日の目を見ることになりました。ほかの作品も最近はこういった和風なものが多かったので一緒に並べる事ができました。この空間だとすべてが和風に見えますけど。
あと私の切り絵は、通常展示する時に紙を後ろに貼って額装するのですが、今回は作品を透明のアクリル版で挟んで、紙の表と裏両方から見せられる、あとは影絵のように作品に光をあてて、影によって作品を浮かび上がらせるということもしてみました。少し立体を意識したというか、空間を取りこんだ切り絵の見せ方をしたかったので、それが少しはできた展示かなとは思いました。
Q そのお話で思い出されるのはジャワやバリで見ることができる影絵芝居。インドの大叙事詩『マハーバーラタ』とか『ラーマヤナ』をつかった長編活劇ですね。
A インドネシアのワヤンという影絵は、影で見せるだけでなく、そのままでも見せられる装飾がしてあります。影をあてない時は人間そのものを表し、影の部分で見せる要素は、その人の心というか内面を映しているという意味合いがあって、私たちが見ている影とは違う意味としての表現をしているというのを聞いた事があります。上演するお話も、日本でいう昔話とか神話など現実ではありえないようなお話が多く、より幻想的に出すために影として見せるというのを聞いたことがあります。上演している様子は映像でしか見たことないんですけど、「ワヤン・クリッ」という牛皮でできた影絵用の人形は持っています。すごい装飾が細かくて、それを影でうつすとすごくきれいです。確かに妖しい感じになります。
Q かつて芝居をやった時に、生身の役者の身体では表現しきれないところをシルエットをつかって表現したことがあります。影絵と役者のシルエットと生身の身体とを組み合わせて。おどろおどろしい世界をどう描くか。苦労しました。福井さんの作品もどこか“おどろおどろしさ”を感じさせるものがありますね?
A 私は怖いものは嫌いなんですが、例えば日本の民話とか童謡とか、よく深く読み解くと怖い話だったりというものもありますよね? かごめかごめとか。そういう、見えない何かというか暗闇の世界というか。そういうものは、怖いのですが、怖いからこそ意識してしまうということころがあります。作品を作るときには、自然とそういうものが出てきてしまうようです。
Q 自分を掘り起こしていくといろいろなモノに出会いますからね(笑)。自分の内面世界に蓄積されているものですよ。自分でもわからないもの。
A 小さいころから怖がりで、雷が鳴ると怖すぎてお母さんの所に行くことすらできなくて、汗をびっしょりかいた状態で布団からも出れなくなっていました。怖いと、より怖いことを想像しちゃうところがあるようです。私の作品も明るい作品にしようと試みる事もあるのですが、明るくならないというのが不思議だなと自分で思っているんです(笑)。
Q 映像作品『たらちね』は極限ですよね。この作品について。
A あれも出来ればお腹を切るところも明るく持っていこうと思って作りました。「死」とかよりも、「継承」「伝承」などをテーマにしたいと思ったので。
Q ストーリーは福井さんが考えられて? スポンサーからの依頼ではなく?
A そうです。「女の切腹」というテーマだけは最初もらっていたんですけど、それをいかように料理するのかっていうのは私次第みたいなところがありました。アニメーションの制作経験がなかったので、制作をお願いしたスタジオ4℃さんの田中社長にいろいろ相談しアドバイスを頂きました。ていねいに制作の仕方などもお話して下さいました。田中社長には、一緒に話の大きな方向性なども考えていただきました。その上で「福井さんがやりたいようにやればいいんですよ。」という言葉をかけていただいて、脚本家などもたてずに進めて行く事になりました。
Q 主人公の顔、表情は福井さんに似ていますね。
A そうですね、動きとかがわからないときには、どうしても自分を見て描くので。似ているというか。虚構は見ている側にもわかってしまうので、いつも現物に基づいて制作しています。
Q そう、見る人、読む人は作り手の弱点をついてきますからね。油断ならないんですよ。登場人物や場所もより具体的に造形しておく必要がある。
A 私は現在、桐野夏生さんの連載小説の挿絵で切り絵を載せていただいています。桐野さんも小説の題材に取材に行くらしいのですが、そこでの自分が体験して肌で覚えていたものがやっぱり出てくるらしいです。ほんとに体験しないと書けないというか。
Q ええ、週刊文春ですね、拝見しました。迫力満点です。たとえば小さな町を舞台に書くにしても、そのモデルになる町を設定しないと書けないんですよ。だからある特定の町、イメージに一番ちかい町をつかう。『たらちね』の製作過程でも取材地があったわけですね。
A 小説を読んでいてそこの土地のにおいがするくらい描かないと、読んでる読者も入り込めないんでしょうね。私も今回の映像を作るときはぜんぶ取材をして、山は地元静岡の山に行ってビデオ撮ったり写真撮ったりして描きました。子供モデルも知り合いのお子さんに頼んで撮影したりしました。
Q なるほど。今回の映像作品『たらちね』は最先端のものを駆使して合成していますよね。あれは監督という立場でつくっている? その製作過程はどのような?
A そうですね。スタジオ4℃という会社がCGアニメーションの先端を行っている会社で、そこの技術を使っていただいて、通常の影絵のようなコマ撮りじゃなくて、現代を生きている切り絵としてアニメーションにした場合どういうことができるだろうかと思いました。そういう事を試せたらと思って。4℃のスタッフにお任せしつつ一緒に相談しつつ、という感じで作りましたね。
Q 映像作品として15分は結構長いですよね。何枚くらいつくったのですか。
A アイテム的には170アイテム切りました。歩いている場面や動かす時は、そこのシーンは何パターンかにして、どこを切り分けるとこういう動きになるとか色々相談して指示をして頂いて制作していきました。
Q 非常に新しい体験をなさったのですね。
A 何が出来るのか、それを見たいっていう好奇心がありました。一応完成したのでよかったです。長丁場の作業だったので最後まで作りきるという強い意識がないと難しいと思いました。
Q どれくらいかかったんですか? スポンサーはいたのですか? エネルギーも製作費も大変だったと思いますが。
A 1年くらいかかりました。ただその間ほかの仕事もしていて、トータル1年間。試行錯誤っていう感じですね。予定よりもだいぶ延びて。みんな忙しくなって、制作チームのスケジュールが合わなくなってきたり大変でしたね。 スポンサーは最初はいたんですけど結局いなくなって自主制作になりました。自分の中でも「映像」はやってみたかったのですが、数々のすばらしいアニメーションを見てきたので、自分は全く無理だと諦めていました。こんな機会がないと作れなかったので、すごくいいきっかけを与えてもらったと思います。そこで頑張ってやりきったというのは良い経験でした。こうやって自分の個展で上映をして、原画と一緒に朱赤の床の上で観ていただけて、劇場とかよりもこっちのほうが私らしいかなと思いました。
Q 面白い作品ですよね、こんな世界があるのかっていう。ある村の貧困と因習みたいな。「たらちね」といったら「母親」ということですよね。しかし盲目の「娘」が全面に描かれていたように見ました。
A 「女の切腹」っていうの自体が不思議な行為なのでどう落とし込むかっていうのが悩みましたけどね。
Q あの女性が切腹するというのは人身御供? 自殺とはちがう意味があったように思います。
A もしかしたら人身御供のようなものがあったかもしれないけど、あの中ではお母さんと子供が巫女的な感じで、先を予兆しているんですね。目が見えない娘のほうが予兆の力が強いんですけど本人は気づいていないんです。あまりにも世の中が荒んでいくので別の特別な力がないと変えられないというので、母の力を娘に伝承してもっと大きな力に変える事にしたんです。二人を繋ぐ場所は母のお腹ということで、そこに刃物を入れるという「伝承の行為」に描きました。
Q 母と娘っていう関係が一つのテーマになっていますよね。ところでここには展示してない作品がありますよね。さっきポップっぽい作品も作っているっておしゃっていましたが。
A はい。初めは人の顔に興味があって、顔や能面などの作品が多かったのですが、そればかりではいけないなと思いました。あとポップなものというかモードなものも好きだったので、自分の中のそういう部分が表現出来たらなと思い、作った作品もあります。それも最初は自己表現というか、試作するなかでそういうのが出てきました。切り絵だからこういう表現じゃないといけないと限定せず、いろいろな表現を模索しました。
Q 毎日どのように創作なさっていますか。仕事場の福井さんはどのように過ごされていますか。ぼくは6時ころ目が覚めるんですよ、で9時くらいまで書く。パソコンですけど。作品になろうとなるまいと毎日400字詰めで10枚書くと決めている。朝食をとったあとは小説を読んだりDVD見たり。図書館などで調べごとをする。とくに締め切りがない時はそんな毎日ですよ。ああ、シエスタもあります(笑)。
A 私も締め切り前などは違いますけど、普段は集中するのは3時間くらいかも知れません。インスピレーションを養っておかないといざというときに出てこないので大切にしています。
Q 見たもの読んだもののプロットとか記録しておくのです。この発想面白いなとか、この台詞いいなとか。書いているときに音楽を使ったりもしますよ。感情移入する。また週に一度は演劇やダンス、展覧会を見にいきます。福井さんのいう“インスピレーションを養う”ためです。これ、いい言葉ですね!
A そうですね、私もどうしても家にこもっちゃうところが多いので、休みの日とかはなるべく外に出て美術館や博物館などの展覧会を見たりしています。他のアーティストの方の展覧会とかを見に行くのも好きです。自分とまったく違う発想していたりとか、同じ分野でもこう落とし込むんだという新しい発見とか驚きがあって刺激があります。単純に一来館者として、見ていて癒されたり面白いっていうのもあります。
Q 自分の作品を並べて見ていくとかならず入っているものってありますよね。道具立て、オブジェというのでしょうか。福井さんの場合は?
A だいたい生き物なんです。生物とか植物とか人間とか。実際のものそのままよりは、有機的な線に変えているというのはありますね。切り絵は線ですが、その「線」によって躍動感だったり、生命力を表したいと思っています。
Q それは幼少からの成長の過程で体験してきたからですか? そういうものを観察できる環境があったということですか?
A うちは兄もゲームにはまらず、魚など動植物が好きでした。家には必ず魚グッズがあって、家族が旅行に行っても必ず魚の何かを買ってきていました。父は盆栽や釣りが好きで、植物と生物が常に身近にあるという生活でした。兄は途中、爬虫類にはまってみたりとか。ペット的な生物は犬と魚と爬虫類は必ずいるという生活でした。父に小さいときから盆栽屋さんに連れて行かれたりとかもしていました。そういった環境が影響しているのだと思います。
Q お忙しいところ、長時間、ありがとうございました。札幌で個展をおやりになるとか。ぜひみなさんに見ていただきたいですね。札幌の友人達に知らせたいと思います。いつ? どちらで?
A 5月11日から24日まで、札幌のHOKUSEN GALLERY ivory(札幌市中央区南2条西2丁目HOKUSEN NCブロックビル4F)というところで開催します。月曜日がお休みです。よろしくおねがいします。
Q 益々のご活躍を! ありがとうございました。
福井利佐 個展『KI RI GA』
2008年3月14日から4月13日まで、浅草のGallery efにて切り絵作家福井利佐さんの『KI RI GA』展が開催されました。個展の様子はGallery efのアーカイブからご確認いただけます。また『KI RI GA』展は5月11日から24日まで札幌のHOKUSEN GALLERY ivoryにて開催されます。お近くの方は是非お運びください。
切り絵作家 福井利佐プロフィール・作品(Phil Co., Ltd.) ≫
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(A:福井利佐 Q:世良美)
Q お忙しいところありがとうございます。ではさっそくインタビューを。
先日オープニングの日に作品を拝見したのですが、衝撃を受けました。友人から“切り絵”の展示だって聞いていたからです。“切り絵”というと演芸ホールの漫談、手品、切り絵というイメージ連鎖が起こるでしょ? はさみで切っていく芸のことです。そうした思い込みを吹き飛ばしてくれる作品を見ることができました。どのような発想、インスピレーションを受けて作品が生まれてくるのか、またどのようにつくるのか、実際作品を前にしてお話を伺いたいと思います。
A そうですね、最近、画集を出しまして、そのタイトルは「KI RI GA」といいます。これは、「画を切っている」という意味を込めて造語のようなかたちで「KI RI GA」としましたが、基本的にはわかりやすく「切り絵」と言っています。基本的に紙を切っていれば何でも切り絵という事になると思います。
Q 福井さんの作品は新しい。オリジナルですよ。まったくぼくの知っている“切り絵”とは世界が違う。立体感もある。いろいろ技術上は手法があると思うのですが、福井さんはどんな方法で?
A 私はデザインカッターです。下絵を完璧に描きあげてから、黒い紙に下絵を重ねて、2枚同時に切っていきます。
Q 影響を受けた作家さんはいますか?
A 小さい頃に見た藤城清治さんの影絵でした。
Q 藤城清治さんといえばテレビの天気予報で影絵を長年やっていらっしゃいましたよ。
A そうですね。あの頃、テレビでもよく藤城さんの影絵は目にしていましたし、子供向けの本もたくさん出されていたように思います。特に印象が強いのが、「お母さんが読んで聞かせるお話」という本が家にあって、その挿絵が藤城さんの影絵だったのです。
Q なるほど。
A その本の出版年を見たら、私というよりは兄のために買ったような感じだったんですけど、ずっと家にあったようで、いつも寝る前に読んでもらってましたね。お母さんが子どもに読み聞かせるための本なので、文字も子どもが読むような大きなものじゃなく、漢字も沢山あって、私は話を聞きながら、絵しかみていなくて、ビジュアルとして強い印象が残っています。もうちょっと大きくなって小学校に入ると今度は、滝平二郎さんの『モチモチの木』の絵本が学校の教材に入っていました。『モチモチの木』は私たちの世代はみんな見てると思います。切り絵の子供向けの何かを見る世代だったのではないかって自分では思っているんですよね。
Q 藤城清治さんは福井さんにとっては大事な存在なのですね。
A そうですね、だから私は影絵とか切り絵とか区別はあんまりないんです。わたしは大学もグラフィックデザイン学科だったので、あんまり切り絵が古典的なものっていう概念はなくて、グラフィック的に捉えてるところがありますね。
Q なるほど。興味深いですね。グラフィックって最初から広告、商業的な方向へ向かっているでしょ? 福井さんの中にはこれが芸術作品で、こっちは商業デザインであるとかいう区別はないわけですね?
A そうですね、ただ、大学の2年生から3年生に変わるときに、広告のほうに行く人と表現のほうに行く人がいて、表現のほうが作家志向なんですけど、広告のほうは広告代理店などの就職を目指す方なんです。私は表現のほうへ行きました。今は、広告的な分野でも取り組んではいるんですけど、当時は、そこで勝負をしようとは思ってはいませんでしたね。
Q “広告”と“表現”ですか。その分かれ目っていうのはどういうところにありますか? ぼくは舞台芸術の方が詳しいのですが、“営利”と“非営利”に分かれている。
A 言い方が正しいかどうかわかりませんが、商業的に考えられる人とそうでない人でしょうか?
Q 自分の作品へのこだわりですか。まず自分の表現として作品をとらえる人と・・・そうでない人と。
A そうですね。依頼されてその中で表現を考える人と、ほんとに自己表現の人と。でも結局就職してみると同じだったりするので大学のときの籍はいろいろあってもその先の道はわからないですね。
Q なるほど、そういうことですか。作品についてお話を伺おうと思います。作品はどのようにつくられていくのか? ここに展示してある『バハマチドリ』についてお話していただけますか。
A 今回展示してある作品はもともとテーマがあって、それで依頼されて作ったものの現物が多いのです。これはある雑誌の特集でチェ・ゲバラの行った国のカリブをテーマに依頼された作品です。
Q それで“バハマ”ですか。まずはこういうものを制作してくださいという仕事の依頼があって・・・・・・。
A はい、キューバをイメージしています。熱帯的な感じと美しさというかちょっと楽園みたいのがテーマでした。あともう1つ「ブラックダイアモンド」というのもテーマに入っていました。
Q ブラックダイアモンドですか?かなり具体的な仕事を請けたことになりますね。最終的には印刷物になる?
A そうです。雑誌などの誌面になってしまうとどうしても切り絵のよさが出ないので、やはり実際の作品を見ていただきたいという気持ちは大きくありました。今回、4年ぶりになってしまったんですけど個展をすることで、こういう作品も見ていただこうと。今回の展示のために作ったのは、この、蔵の入り口に展示してある、影で投影されている作品「KI RI GA 2」とか、カフェの入り口の赤いガラスケースの中に展示している「KI RI GA 1」です。この2作品は、どこからかの依頼などではなくて、今回の個展のために新しく制作しました。後は2階の映像作品の原画の中に新たに色付きの3点を制作しました。
Q 私事で恐縮ですが、最近小説を書きました。最初に自分から書きたいテーマがあった。しかし出版社がついてくれないと書けません。出版社は採算のことを当然考えますよね。売れるかどうかということを。そこで条件を出す。今回の場合は中学生や高校生たちにも読ませたい。だから平易書いてくれ、そして200頁くらいにまとめてくれというオーダーがあったのです。制限、条件が設けられたわけです。
A 制限や条件のなかでヒントが見やすくなりますよね。今回も、この「蔵」っていう展示場所がまずあったので、自分の作品の中から合う作品をチョイスしたのと、空間を活かした展示ができるというのがありました。ここは昨年から知っていたのですが、作品を考えて選ばないと、梁とか柱が立派で主張しているので、ただでさえ強い空間なので負けてしまうんですよ。そこであえてそれに挑戦しようという思いもありましたね。1階が黒で2階が朱赤の漆塗りの床という空間も、2つの展示ができると思いました。
Q おっしゃるとおり、この空間は構造的にも建築物としても自己主張がある。あの漆塗りは強烈です。2階の真ん中には空洞のようになっている部分がある。階段も急勾配で怖い。とくに降りるときは震えてしまう。店舗空間と蔵が繋がっている。
A 建物自体が東京大空襲、関東大震災を生き延びた建物で、すごく意味のある建物なんです。この建物がギャラリーになってからは10年経つそうですが、アートの展示だけでなく、ダンスとか演奏とかいろんなものをやっているようです。
Q “語り”なんかもいいかもしれないですね(笑)。一人芝居など。
A 琵琶とかも。ここはライブというか、楽器の演奏などもあったりして、そのときここだけだと入りきらないので2階からも聞けるように2階の床面の真ん中をあけたそうです。その床なんかも漆のアーティストさんがやってくれて、2階間口が鉄板なんですけどそこも鉄のアーティストさんがやってくれたっておっしゃってました。
Q 次の作品にうつりましょうか。あの『幽玄美 of 能』のシリーズはこの空間にピッタリですよね。ここの空間のためにつくったと思えるような。実際には?
A この作品は、数年前から、カメラマンの方とヘアメイクの方と一緒に、一年に一作品くらいづつ、徐々に作ってきたのです。私の他の作品は、ポップなものもあったんですけど、それと並べるとあまりに異質だったので、展示する場所を選んでいました。どうしようっかっていったときにこの機会を得てぴったりだと思いました。それで日の目を見ることになりました。ほかの作品も最近はこういった和風なものが多かったので一緒に並べる事ができました。この空間だとすべてが和風に見えますけど。
あと私の切り絵は、通常展示する時に紙を後ろに貼って額装するのですが、今回は作品を透明のアクリル版で挟んで、紙の表と裏両方から見せられる、あとは影絵のように作品に光をあてて、影によって作品を浮かび上がらせるということもしてみました。少し立体を意識したというか、空間を取りこんだ切り絵の見せ方をしたかったので、それが少しはできた展示かなとは思いました。
Q そのお話で思い出されるのはジャワやバリで見ることができる影絵芝居。インドの大叙事詩『マハーバーラタ』とか『ラーマヤナ』をつかった長編活劇ですね。
A インドネシアのワヤンという影絵は、影で見せるだけでなく、そのままでも見せられる装飾がしてあります。影をあてない時は人間そのものを表し、影の部分で見せる要素は、その人の心というか内面を映しているという意味合いがあって、私たちが見ている影とは違う意味としての表現をしているというのを聞いた事があります。上演するお話も、日本でいう昔話とか神話など現実ではありえないようなお話が多く、より幻想的に出すために影として見せるというのを聞いたことがあります。上演している様子は映像でしか見たことないんですけど、「ワヤン・クリッ」という牛皮でできた影絵用の人形は持っています。すごい装飾が細かくて、それを影でうつすとすごくきれいです。確かに妖しい感じになります。
Q かつて芝居をやった時に、生身の役者の身体では表現しきれないところをシルエットをつかって表現したことがあります。影絵と役者のシルエットと生身の身体とを組み合わせて。おどろおどろしい世界をどう描くか。苦労しました。福井さんの作品もどこか“おどろおどろしさ”を感じさせるものがありますね?
A 私は怖いものは嫌いなんですが、例えば日本の民話とか童謡とか、よく深く読み解くと怖い話だったりというものもありますよね? かごめかごめとか。そういう、見えない何かというか暗闇の世界というか。そういうものは、怖いのですが、怖いからこそ意識してしまうということころがあります。作品を作るときには、自然とそういうものが出てきてしまうようです。
Q 自分を掘り起こしていくといろいろなモノに出会いますからね(笑)。自分の内面世界に蓄積されているものですよ。自分でもわからないもの。
A 小さいころから怖がりで、雷が鳴ると怖すぎてお母さんの所に行くことすらできなくて、汗をびっしょりかいた状態で布団からも出れなくなっていました。怖いと、より怖いことを想像しちゃうところがあるようです。私の作品も明るい作品にしようと試みる事もあるのですが、明るくならないというのが不思議だなと自分で思っているんです(笑)。
Q 映像作品『たらちね』は極限ですよね。この作品について。
A あれも出来ればお腹を切るところも明るく持っていこうと思って作りました。「死」とかよりも、「継承」「伝承」などをテーマにしたいと思ったので。
Q ストーリーは福井さんが考えられて? スポンサーからの依頼ではなく?
A そうです。「女の切腹」というテーマだけは最初もらっていたんですけど、それをいかように料理するのかっていうのは私次第みたいなところがありました。アニメーションの制作経験がなかったので、制作をお願いしたスタジオ4℃さんの田中社長にいろいろ相談しアドバイスを頂きました。ていねいに制作の仕方などもお話して下さいました。田中社長には、一緒に話の大きな方向性なども考えていただきました。その上で「福井さんがやりたいようにやればいいんですよ。」という言葉をかけていただいて、脚本家などもたてずに進めて行く事になりました。
Q 主人公の顔、表情は福井さんに似ていますね。
A そうですね、動きとかがわからないときには、どうしても自分を見て描くので。似ているというか。虚構は見ている側にもわかってしまうので、いつも現物に基づいて制作しています。
Q そう、見る人、読む人は作り手の弱点をついてきますからね。油断ならないんですよ。登場人物や場所もより具体的に造形しておく必要がある。
A 私は現在、桐野夏生さんの連載小説の挿絵で切り絵を載せていただいています。桐野さんも小説の題材に取材に行くらしいのですが、そこでの自分が体験して肌で覚えていたものがやっぱり出てくるらしいです。ほんとに体験しないと書けないというか。
Q ええ、週刊文春ですね、拝見しました。迫力満点です。たとえば小さな町を舞台に書くにしても、そのモデルになる町を設定しないと書けないんですよ。だからある特定の町、イメージに一番ちかい町をつかう。『たらちね』の製作過程でも取材地があったわけですね。
A 小説を読んでいてそこの土地のにおいがするくらい描かないと、読んでる読者も入り込めないんでしょうね。私も今回の映像を作るときはぜんぶ取材をして、山は地元静岡の山に行ってビデオ撮ったり写真撮ったりして描きました。子供モデルも知り合いのお子さんに頼んで撮影したりしました。
Q なるほど。今回の映像作品『たらちね』は最先端のものを駆使して合成していますよね。あれは監督という立場でつくっている? その製作過程はどのような?
A そうですね。スタジオ4℃という会社がCGアニメーションの先端を行っている会社で、そこの技術を使っていただいて、通常の影絵のようなコマ撮りじゃなくて、現代を生きている切り絵としてアニメーションにした場合どういうことができるだろうかと思いました。そういう事を試せたらと思って。4℃のスタッフにお任せしつつ一緒に相談しつつ、という感じで作りましたね。
Q 映像作品として15分は結構長いですよね。何枚くらいつくったのですか。
A アイテム的には170アイテム切りました。歩いている場面や動かす時は、そこのシーンは何パターンかにして、どこを切り分けるとこういう動きになるとか色々相談して指示をして頂いて制作していきました。
Q 非常に新しい体験をなさったのですね。
A 何が出来るのか、それを見たいっていう好奇心がありました。一応完成したのでよかったです。長丁場の作業だったので最後まで作りきるという強い意識がないと難しいと思いました。
Q どれくらいかかったんですか? スポンサーはいたのですか? エネルギーも製作費も大変だったと思いますが。
A 1年くらいかかりました。ただその間ほかの仕事もしていて、トータル1年間。試行錯誤っていう感じですね。予定よりもだいぶ延びて。みんな忙しくなって、制作チームのスケジュールが合わなくなってきたり大変でしたね。 スポンサーは最初はいたんですけど結局いなくなって自主制作になりました。自分の中でも「映像」はやってみたかったのですが、数々のすばらしいアニメーションを見てきたので、自分は全く無理だと諦めていました。こんな機会がないと作れなかったので、すごくいいきっかけを与えてもらったと思います。そこで頑張ってやりきったというのは良い経験でした。こうやって自分の個展で上映をして、原画と一緒に朱赤の床の上で観ていただけて、劇場とかよりもこっちのほうが私らしいかなと思いました。
Q 面白い作品ですよね、こんな世界があるのかっていう。ある村の貧困と因習みたいな。「たらちね」といったら「母親」ということですよね。しかし盲目の「娘」が全面に描かれていたように見ました。
A 「女の切腹」っていうの自体が不思議な行為なのでどう落とし込むかっていうのが悩みましたけどね。
Q あの女性が切腹するというのは人身御供? 自殺とはちがう意味があったように思います。
A もしかしたら人身御供のようなものがあったかもしれないけど、あの中ではお母さんと子供が巫女的な感じで、先を予兆しているんですね。目が見えない娘のほうが予兆の力が強いんですけど本人は気づいていないんです。あまりにも世の中が荒んでいくので別の特別な力がないと変えられないというので、母の力を娘に伝承してもっと大きな力に変える事にしたんです。二人を繋ぐ場所は母のお腹ということで、そこに刃物を入れるという「伝承の行為」に描きました。
Q 母と娘っていう関係が一つのテーマになっていますよね。ところでここには展示してない作品がありますよね。さっきポップっぽい作品も作っているっておしゃっていましたが。
A はい。初めは人の顔に興味があって、顔や能面などの作品が多かったのですが、そればかりではいけないなと思いました。あとポップなものというかモードなものも好きだったので、自分の中のそういう部分が表現出来たらなと思い、作った作品もあります。それも最初は自己表現というか、試作するなかでそういうのが出てきました。切り絵だからこういう表現じゃないといけないと限定せず、いろいろな表現を模索しました。
Q 毎日どのように創作なさっていますか。仕事場の福井さんはどのように過ごされていますか。ぼくは6時ころ目が覚めるんですよ、で9時くらいまで書く。パソコンですけど。作品になろうとなるまいと毎日400字詰めで10枚書くと決めている。朝食をとったあとは小説を読んだりDVD見たり。図書館などで調べごとをする。とくに締め切りがない時はそんな毎日ですよ。ああ、シエスタもあります(笑)。
A 私も締め切り前などは違いますけど、普段は集中するのは3時間くらいかも知れません。インスピレーションを養っておかないといざというときに出てこないので大切にしています。
Q 見たもの読んだもののプロットとか記録しておくのです。この発想面白いなとか、この台詞いいなとか。書いているときに音楽を使ったりもしますよ。感情移入する。また週に一度は演劇やダンス、展覧会を見にいきます。福井さんのいう“インスピレーションを養う”ためです。これ、いい言葉ですね!
A そうですね、私もどうしても家にこもっちゃうところが多いので、休みの日とかはなるべく外に出て美術館や博物館などの展覧会を見たりしています。他のアーティストの方の展覧会とかを見に行くのも好きです。自分とまったく違う発想していたりとか、同じ分野でもこう落とし込むんだという新しい発見とか驚きがあって刺激があります。単純に一来館者として、見ていて癒されたり面白いっていうのもあります。
Q 自分の作品を並べて見ていくとかならず入っているものってありますよね。道具立て、オブジェというのでしょうか。福井さんの場合は?
A だいたい生き物なんです。生物とか植物とか人間とか。実際のものそのままよりは、有機的な線に変えているというのはありますね。切り絵は線ですが、その「線」によって躍動感だったり、生命力を表したいと思っています。
Q それは幼少からの成長の過程で体験してきたからですか? そういうものを観察できる環境があったということですか?
A うちは兄もゲームにはまらず、魚など動植物が好きでした。家には必ず魚グッズがあって、家族が旅行に行っても必ず魚の何かを買ってきていました。父は盆栽や釣りが好きで、植物と生物が常に身近にあるという生活でした。兄は途中、爬虫類にはまってみたりとか。ペット的な生物は犬と魚と爬虫類は必ずいるという生活でした。父に小さいときから盆栽屋さんに連れて行かれたりとかもしていました。そういった環境が影響しているのだと思います。
Q お忙しいところ、長時間、ありがとうございました。札幌で個展をおやりになるとか。ぜひみなさんに見ていただきたいですね。札幌の友人達に知らせたいと思います。いつ? どちらで?
A 5月11日から24日まで、札幌のHOKUSEN GALLERY ivory(札幌市中央区南2条西2丁目HOKUSEN NCブロックビル4F)というところで開催します。月曜日がお休みです。よろしくおねがいします。
Q 益々のご活躍を! ありがとうございました。